小学生でも十分な読み応え

2009年01月06日

ちちぶ幼稚園 不思議な雪のこわさ「初雪のふる日」



初雪のふる日
初雪のふる日
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不思議な本です。
「かみかくし」という言葉をご存じの方は
この本を読むと連想するはずです。

一人の女の子が
道の書かれた 丸のつながり
「けんけん」を見つけて
それをどんどんしていったら・・・・
ウサギが現れて
実は 初雪をふらせるウサギたちで
その速さといったら・・・・
人の目には一筋の白にしか見えないくらい
そのウサギたちにさらわれたら
もう 戻れない・・・・・・

女の子は そのウサギたちの列に入ってしまったのです

女の子は一生懸命考えて・・・・
その列からはずれることができるのですが・・・・
降り立ったところは見知らぬ町

不思議に怖い本です

でも きっと
子どもたちには そんな 初雪のウサギも見えて

いろんなものが見えたり きこえたり
感じたりできるのではないかと
思うのです・・・・・

子どもの頃って想像と現実との間の
不思議な世界が広がっているような
そんな気がするのです

そんな 不思議なこわさを安房直子さんが
見事に表現しています

2008年12月13日

ちちぶ幼稚園 クリスマスの旅 急行北極号

男の子むけです。
少年がサンタを待っていました。その少年のものに現れたのは、それはそれは立派な機関車でした。
家の前に止まったその機関車の車掌さんに、「どこに行くんですか?」と少年は尋ねた。
「北極点さ。」「これは急行『北極号』だもの」
少年とたくさんの子どもたちを乗せて、急行『北極号』が北極点めざして走ります。

北極点ではサンタが今年最初にプレゼントをあげる子を探しています

少年が選ばれました。そして、少年は 思いも寄らぬステキなプレゼントをサンタさんからもらいます。
それは内緒

クリスマスのお話の中では ちょっと 地味な感じの本ですが、8〜9歳のお子さんまで十分楽しめるいい本です。


急行「北極号」
急行「北極号」
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2008年11月30日

ちちぶ幼稚園 すてきな父と娘との出来事「月夜のみみずく」

月夜のみみずく
月夜のみみずく


ある夜 女の子が森に父親と みみずくを見にいきます。
森はしんと静まりかえり
お父さんがみみずくを呼ぶ声だけが響きます。

お父さんと行った森は しんと静まりかえり、
月の光の美しさ
雪の白さ
飲み込まれそうな森の中で
自分が小さく感じます・・・・

でもお父さんがいる・・・・
  その安心感も
森は教えてくれます。

森の梢の みみずくの姿
月光に浮かぶ美しさ

少女は その姿を心に刻みながら
その夜の全てを 心に刻むのです。

しずかに心に入る本です

小学生の皆さんにお薦めの本です


2008年10月30日

ちちぶ幼稚園 イケメンの王様の登場「はだかの王様」

どうして はだかの王様って 
ちょっと太めで
かわいいおじさまタイプなのでしょうか

この絵本の王様は すごい若くてイケメンです
もちろんスリムです

そして その絵の担当がバートンです
「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」
でおなじみのバートンさん
だから どのページも絵はホントにきれい
それがかっこいい王様なんだから申し分ありません。
その王様が最後にはちゃんとはだかでパレードです

そして 最後のセリフもしゃれてます
ちょっと 惚れますはだかの王さま (大型絵本)
はだかの王さま (大型絵本)


2008年10月28日

ちちぶ幼稚園 人間としての誇りを父がつたえる「満月をまって」

父親の仕事を見ている少年
父さんは少年にとってあこがれです
父さんの作る籠は 少年の誇りでもあります

その父さんとやっと 町にいっしょに行って
父さんが作った籠を売り 日用雑貨を買います。

その時心ない町の人が父さんを卑下し
「山ざる」とバカにします
少年は家で待つ母さんに帰るとすぐに母さんにその話をしました。
母さんはいいます

「山の木はわたしたちのことをわかってる。ハドソンの人がわかってくれなくたってかまわないじゃない」

なんて すごい言葉でしょうか
町の人が何というと父さんを愛している母さんに言葉です。

そして次に父さんの仲間がある日 少年にいいます
「風はおれたちには 籠をつくることをおしえてくれるんだ」
「風はみている」
「だれを信用できるか、ちゃんとしっているんだ」

父さんの仲間が少年にだいじな事を教えてくれます。
いい大人に囲まれていることが大事です。
親だと反発してしまうことがあります。
そして こんな風に父親の仕事を認めている仲間

父親が一人の男としてかっこいい
父さんの仕事は目立たないけど立派だなっておもえることは
今の時代には 貴重なことのように思いました
満月をまって
満月をまって


2008年10月24日

ちちぶ幼稚園 読み聞かせに一番「ねこじゃら商店へいらっしゃい」 

富安陽子さんの作品が好きです
その中でのこの作品は 幼稚園児に読み聞かせをしても
小学生が自分で読んでも楽しい作品です。

ねこじゃら商店 は 白菊丸という年取ったブチ猫が
店番をしている昭和の匂いぷんぷんのお店
欲しい物が何でも揃うというすごい店
そこにやってくるお客を 白菊丸との
かけひきというか ドラマが面白い

とっても 舞台の台本のような感じによく出来ています。
ねこじゃら商店へいらっしゃい (だいすきBOOKS)
ねこじゃら商店へいらっしゃい (だいすきBOOKS)


2008年10月22日

ちちぶ幼稚園 小学生に読み聞かせ「気まぐれロボット」



小学生になると なんだか読み聞かせを卒業
そんな事ってありませんか?

10歳くらいまで 読み聞かせは 楽しいですよ。
大人だって朗読をきくのは楽しい物です。
耳からって 実はけっこう集中できるし、
読むよりも話に集中できるせいか自分で読むときよりも
ちょっと 難易度を上げても大丈夫

例えば 私は小学生の低学年だった2人の娘達に
2ヶ月かけて「ハリーポッター」を
2年続けて読みました。
自分では読めない話も 聞くことはできます。

小学生では こんな ショートショートを
風邪で休んだ時なんて読んであげて、
本棚に置いておくと自分でも読み始めるかもしれませんね。
きまぐれロボット (フォア文庫)
きまぐれロボット (フォア文庫)


この本は どのお話も文庫本の5ページくらいの長さです。
登場人物も2〜3人
短い小話のような お話が歯切れ良く並んでいて
どのお話も楽しいです。
もちろん大人だって楽しめます。
上質のジョークです。

男の子に お薦めです



2008年10月09日

ちちぶ幼稚園 伝記を読もう「キュリー夫人」

キュリー夫人 (おもしろくてやくにたつ子どもの伝記)
キュリー夫人 (おもしろくてやくにたつ子どもの伝記)


小学生になったら、
伝記を読んで欲しいと 切に思います。
偉人と言われる人は 確かに特別だけど
でも 所詮は人です。
偉い人の ハートは 
やっぱり 見習って欲しいですね

女の子にお勧めは「キュリー夫人」

不遇な状況で こんなに気高く生きられたならと思います。

実は私は大人用の
キュリー夫人伝
キュリー夫人伝

を高校時代から大事に読んでいます。
もうぼろぼろです。
キュリー夫人の愛娘さんが書いたお話です。
押さえた文体ですが、家族の愛情
学問に対する姿勢、
時代を超えてキュリー夫人のすばらしさを感じます。

お母様は こちらをぜひ・・・・
教育に関するお仕事をしている方もこの本はぜひ・・・・

2008年10月04日

ちちぶ幼稚園 宮沢賢治の傑作「よだかの星」

ちょっと 幼稚園のお子さんには 難しいかなって
思っているんですが・・・・・
昨年卒園したお子さんで 「風の又三郎」が大好き
というお友達も いるので・・・・・

子どもには 難易度では本を選んでなくて
気持ちに何かが触れるかどうかかな・・・・って
思ったのですが

今回は ちょっとチャレンジです

よだかの星 (日本の童話名作選)


よだか は その名前故に笑いもの
その 顔故に 辛い思いをいして
せっかく神様からの頂き物の
ステキな名前も 変えて その名前
一週間ほど首からさげてお披露目をしろという。

自分の思いではなく
授かった 名前 授かった容姿
それが辛くて よだかは
空を見上げる・・・・・
星になりたくて その強い羽ではばたく
どこまでも
どこまでも

古典です。名作です。
幸せなのか 悲しみなのか
答えはでない この話を子どもたちの心にとどけたい
そんな 気持ちです。

だって 生きてると 喜びも悲しみも
誤解も思いやりも
届いたり
届かなかったり
だから 割り切れない思いもたくさんあるから
そんな 切なさも丸ごと このお話に詰まっているようで・・・・

私は この本の切なさが たまらない


2008年09月17日

ちちぶ幼稚園 おだやかな本「まんげつのよるまでまちなさい」

おつきみうさぎ (ピーマン村の絵本たち)


人気の 中川さん村上さんコンビ
このお二人にかかると お月さまも こんな風になるんだ

思わず ほほ笑む オチです

事件は子どもたちと先生が 野原でうさぎさんを見つけたことから始まりますとっても きれいで ちょっと元気がなくて・・・・ 

さあ 幼稚園のみんなは このウサギさんに 元気になってもらおうと いろいろしてみます。げれどもなかなか 元気にならない

そうこうするうちに 夜になり まんまるお月さまが空に登場

そうすると なんと お月さまへ 
こんな方法で 行けるんだ